妊活から子育てをはじめる喜び

子どもが欲しくてもなかなかできなければ、どこに問題があるかを調べ、不妊治療や性生活の改善を考えてみましょう。

「恋人」から「父親、母親」へと意識を変えていく
結婚してもしばらくはお互いの距離感に大きな変化はないかもしれません。これまで通り仕事に行き、休日はデート。一緒に過ごす時間が増え、ひとつ屋根の下に住んでいることでいい部分だけではなくて嫌な部分も見えてしまいますが、だんだんと慣れていきます。
大きな変化は、子どもができたときにやってきます。新しい家族を迎えることで、夫婦という関係に、父親、母親という役割が加わります。妊娠してからはそれまでのように自由な外出、旅行はできなくなりますし、つわりなどによって体調が悪くなり、やりたいことができなくなることも。

子どもが生まれてからはもっと大変になります。おっぱいをあげる、おむつを替える、部屋を片付ける、離乳食を作る、そういうことをしているだけで一日はあっというまに過ぎてしまいますし、夜泣きがあれば睡眠も思うようにとれません。お母さんは子育てのストレスがたまりますので、お父さんは掃除や洗濯などをサポートしてあげましょう。

不妊治療で受けられる保険や公的補助
子が欲しい、と思ったときに子どもを授かることができたなら、いくら大変でも幸せなのかもしれません。近頃では晩婚化もあって、妊娠したくてもできない家庭が増えています。現在はカップルの7組に1組が不妊に悩んでいる、というデータがあります。いまや、不妊治療は多くの人が利用する医療サービスとなっています。

お産は病気ではないので、公的保険の対象にはなりませんが、一般の不妊治療は、ほぼ健康保険が適用されます。タイミング法・人工授精は月1回までは保険が適用されますので、1回当たり数千円から数万円程度の費用ですみます。

特定不妊治療と呼ばれるものは、1回当たり50万円程度かかりますが、保険の適用はありません。しかし、そのうち15万円が、40歳未満なら6回まで、40歳以上43歳未満は3回まで、国から補助されます。

男性に問題があるケースも少なくない
子どもを望む夫婦は、計画的に夜の生活をすることが必要ですが、結婚するとそれまでよりもセックスの回数が減る家庭が多いようです。お互いに安心感が生まれ、精神的なつながりが強くなったから、という理由なら問題ないのですが、男性側の精力減退が理由だとしたら、注意する必要があります。

満員電車、職場でのノルマ、上司との人間関係など多くのストレスにさらされる現代人は、3人に1人がED、勃起不全症であるといわれており、そのほとんどが、「恥ずかしい」「日常生活に影響がない」という理由で医療機関を受診していません。

子どもが欲しいけれど、できない。不妊治療をしてもなかなか改善されない。そんなときは、父親側に問題がないか、調べてみる必要もあります。

不妊症や勃起不全は、いまや特別な病気ではなく、誰にも可能性のあるものです。幸せな家庭を築くために、自分は大丈夫なのか、考えてみましょう。