子育てから2人目以降の家族計画

子どもにかかるお金も考慮

役場から支給される子ども手当は、3才までは毎月15000円、中学卒業までは10000円(3人目以降は15000円)です。おむつ、衣服、食事、おもちゃ、チャイルドシート、絵本、必要なものはたくさんありますから、子ども手当だけでは足りないのは明らか。教育費も、公立か私立かによって違いますが、幼稚園から大学までで1000万から2500万円かかります。

本当は男の子(女の子)が欲しかった、兄弟を作ってあげたい、ふたり目を望む理由はそれぞれ。10年後、20年後のことも考えながら、新しい家族を迎えるかどうか、夫婦でよく話し合いましょう。お金もかかりますが、子育ての喜びは何にも代えられないものです。
出産年齢のメリットとデメリット

晩婚化するにつれて、35才以上で第1子を生む高齢出産は、30年前と比べると約2倍になっており、いまや35才以上での出産することは、珍しいことではありません。40才以上のお産も全国で2万人を超えています。

【メリット】
年齢が上がるにつれ、経済的な余裕がうまれます。育児に伴う金銭的問題も難なくクリアできますし、体力面で負担を感じたときなどは、ベビーシッターや託児所などを利用することも選択できます。

産後うつや子育てに自信が持てないなどの悩みは、高齢の方に少ないのが特徴です。いろいろな経験を積み重ねたうえで出産と向き合うので、精神的にも負担を感じることなく、出産、育児を心から楽しむことができます。

【デメリット】
流産や子どもの染色体異常の確率が高まります。流産のリスクは、20代後半は9.5%ですが、30代前半は12%に。それが30代後半になるとぐんと高くなって19.7%、40代前半では40.8%にもなっていきます。ダウン症の発生率も20代が0.1%未満なのに対し35才以降は0.3%、40才以上になると1%にまで上がります。

父親は健康な精子を保つのが大切
母親ばかりが強調されますが、父親の年齢にも注意。近年の研究では、40才以上の男性は、30代以下の男性と比較して、自閉症の子どもが出生する確率が約6倍にもなるという報告もあります。

男性の場合、高齢出産のリスクの源として考えられるものはただ1つ、精子です。 精子は年齢とともに衰えますし、長い間射精をしなかった場合にも、体内で精子細胞が奇形化してしまいます。毎日の食事・適度な運動・規則正しい生活・定期的な射精をすることが健康な精子には必要です。父親となる男性の年齢が高い場合は、一層気をつける必要があります。

いつまでも笑顔の絶えない家庭であるために、新しい家族を迎えるときは、経済的なこと、年齢、健康状態をよく考え、夫婦で話し合いながら決めましょう。